参考書一周目の負担をかるくする秘訣

こんにちは、よっぴです。

 

一度で完璧にしてしまおうと

最初は意気込んでいたが、

結局、

途中でやめてしまった…

 

みたいな経験はありませんか?

 

実は、

受験勉強で心理的に負担が大きいのは

参考書でも問題集でもそうですが、

 

「一周目」の勉強をする時です。

 

ほとんどのテキストは何周も繰り返すのが前提になるのですが、

 

一周目の段階では、

わからないことだらけなので

進むペースも遅く、

受験勉強の中でも

心理的な負担は大きいほうだと思います。

 

 

しかも嫌いな科目ならなおさらです。

 

なので皆さんが一度はしてしまったであろう参考書を完璧にする前に諦めてしまうという行為は仕方のないことなんです。

 

しかし、ずっとこれを繰り返していては

残念ながら志望校に合格する可能性は

かなり下がってしまいます…

 

この

「一周目の心理負担」

を小さくすることで

勉強しやすくすることは可能です。

 

そのやり方とは、

 

勉強する前に全体を数回流し読みする

 

ようするに一周目の勉強をやり始める前に、その参考書が

 

「全体的にどんな内容になっているか」

 

を、先に把握してしまうということです。

 

 

それを
「しっかり理解する」

必要はありません。

 

これは前のブログでも書いたことがありますが、一周目で完璧にする必要はないのです。

 

 詳しくは、

「これが英単語と暗記科目の勉強法だ!」

 

に書いているので、

読んでみてください。

 

私はこれで何度も失敗したことがあるので

私の二の舞にはなってほしくないので!!

 

あくまで目的は、

その参考書の全体像を
何度か視覚に映して、

 

「これは馴染みのある参考書だ」

 

という感覚を持たせること。

 

しっかり読む必要はないので、

強調されている太字や

章タイトルだけ
さらっと見ながら、

 

あとは基本的にパラパ ラと

ページをめくっていくだけでいいです。

 

パラパラめくるだけですから、

気楽に読んでもらって構いません。

 

「読まずに全体像をパラパラと見ていく」

 

という方法を3~4周繰り返します。

 

 

この馴染ませるのにかかる

トータルの時間は、
その方法で数周するにしても

 

(参考書やそのレベルにもよりますが)

 

せいぜい20~30分
ほどで構いません。

 

気になる所だけ

ちょっと読む

みたいな感じでいいです。

 

この程度の時間で、

先に参考書の全体像を

 

「視覚レベルで馴染ませる」

 

ことができるので、

そこから先は自分の中で


ずっと

「見覚えのある参考書をやる」

 

という
心理状況になれるのです。

 

とくに苦手な科目や

1周目をやるときなどは、


参考書そのものにこの

 

“やったことがある”

 

 という気持ち

があるかどうかで、

勉強に向かうボルテージが
全く変わってくることが

少なくありません。

 

 

これは、
実際のページに

何度か目を通すことにより
生まれます。

 

通常、

それは勉強の2周目、3周目になって
からようやく生まれる感覚ですが、

小見出し
や太字・章タイトルなどを

中心に全体を

 

「パラパラと見る」

 

だけで、

短時間で、
ある程度まで補うことができます。

 

(当然、参考書は何周もしなければいけないのですが、そのことについては次回書いていきます。お楽しみに〜)

 

それをやらずに

前から順番にページを
めくって勉強していくのは、

よほど好きな科目でもない限り、

心理的には重い場合が多いです。

 

 

そういう心理的な重さを

1周目が終わる
までずっと引きずっているのは、

あまり得策ではありません。

 

上記のように短時間で

軽減できるのであれば、


見覚えのある参考書にしてしまうことで、

気持ちが楽になります。

 

 

1周目がなかなか進まない時は、

まずはパラパラと何周か流し読みして、
自分の中で

“馴染みのある参考書”

にしてしまうといいです。

 

今やっている参考書に

一周目の物があれば

今から先の内容も

パラパラと読んでみてください!